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文章表現法(坪谷卓浩) のバックアップ(No.10)
概要
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| 授業形態 | 対面授業 |
| 日程/教室 | 土曜日 三限目/3302教室(三号館三階二番教室) |
| 授業形態 | 対面授業 |
| 日程/教室 | 土曜日 三限目/3302教室(三号館三階二番教室) |
授業の説明。自己紹介文を書く課題が出される。
書いた自己紹介文をみんなの前で発表する。
自己紹介文と実際の発表の差異を確認し、思ったことをそのまま文章にすることの難しさや文体について考える。
文語が主流だった昔は特にそのまま文章にすることが難しかった。
文學理論の話。加筆中
| ▼ | 作家論 |
作家論
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| ▼ | テクスト論 |
テクスト論 |
文章表現が卓越している「歌詞」を自ら選択し、その表現の特徴について分析する。(前回出された課題)
選んだ楽曲を発表する。文章表現法の性格上、音楽性よりも文章表現について考える。
発表。
発表。
発表と書評の書き方について。
書評の書き方
鹿島茂『書評家人生』(青土社,2023年)
- ①
最初のページから最後のページまで飛ばし読みせずに、注も含めて一冊すべて読んだうえで書評する。- ②
読者としてはある程度の知的好奇心はもっているが、対象としている本のジャンルに関しては、まったくの素人のような人を想定している。
イントロはそうした読者に訴えかけるつもりで書かれている。- ③
基本的に、書評を引き受けた以上、たとえそれが自分の選択した本でなくとも、読者に、書店で一度は手に取ってみることを勧める方向で書評する。
ただ、本として完成度に問題のある場合は、それを指摘することもためらわない。- ④
著者の執筆意図と主張を汲み取りながら、なによりも、内容を的確に要約するように心掛ける。
様々な傾向のエッセイや短編小説を一冊にまとめた本の場合には、その中で著者の主張や個性が最も色濃く滲み出ているエッセイや短編を中心にして取り上げる。- ⑤
原著の文体や肌合いを知ってもらうために、あえて引用は多めにする。
理想を言えば、引用だけで書評が成り立つようにしたい。引用すべき箇所がうまく捜し出せたら、書評としては、その使命を半ば果たしたといえる。- ⑥
評価は、その本の絶対的価値よりも相対的価値に比重をかける。
いいかえれば、これまでに出版された他の本と比べてオリジナルな部分があればその点を評価し、
その上で、できるなら、その本がどのようなポジションに位置するのかを明らかにする。一定の水準に達してはいても、二番煎じ的な内容の本は選択を避ける。- ⑦
同時に、思想的統一性、文体の巧拙、構成のバランス、読みやすさなどといった、フォルムの面も重視する。表現だけが難解な本は取り上げない。- ⑧
本を厚さで判断しない。注の多さに平伏しない。要は、質の問題である。- ⑨
書評としてそれだけで完結した読み物となるように努める。- ⑩
書評子が本を評価する以上に本によって書評子が評価されることを肝に銘じておく。- ⑪
もちろん、以上の原則は①を除いて努力目標であり、必ずしもすべての書評で守られているわけではない。
『となりのトトロ』を視聴。
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