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教育の社会学(広田照幸) のバックアップ(No.16)
概要
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| 授業形態 | 対面授業 |
| 日程/教室 | 月曜日 二限目/3405教室(三号館四階五番教室) 月曜日 四限目/3405教室(三号館四階五番教室) |
二限目は教育学科2年生、四限目は教育学科3年生が受講する。
教員の許可があれば学科・学年によらず受講可能。
授業の説明と社会学について。
教育や社会の出来事に一つの正解はない。
→独断主義(私は◯◯が良いと考える。)
→相対主義(どれも良い)
⇧これらはどちらも良くない。
社会学は地道。論理と証拠を固める。決断だけが残っては駄目。
ダメな証明 < マシな証明 < よりマシな証明
| 技術知 | 「すべし」当為命題 |
|---|---|
| 反省知 | 「である」事実命題 |
例えば、虐めについて考える。
「どう対応するか」:技術知
「何が起きたのか」:反省知→「いじめの四層構造」の発見(昔は加害者と被害者の二項対立で捉えられていた。)
物事には逆機能が存在することがある。
板書:見たものを書き留める力は付くが、聞いたものを書き留める力は付かない。
穴埋:単語だけ覚える羽目になる。(因みに、フランスから伝来する以前の旧制高等学校は全て論述だった。)
| ▼ | 社会化 |
社会化
学校の機能は、価値や知識を教え込むこと→社会化機能 学校は集団生活の場であり、仲間内の文化を育む場である。
学校の影響力は部分性である。 友人関係は自立に向けた経験を充実させる為に必要。 |
| ▼ | メリトクラシー |
メリトクラシー
→分割社会化
⇨能力を理由に不平等を正当化? | |||||||
社会化機能:順機能↔逆機能/不十分↔過剰
選抜配分は選抜の為の学習が行われ、生徒の可能性が狭まる虞がある。(試験の為に勉強し、試験が終わったら全て忘れる。)
また、学校における選抜配分は不平等な社会を正当化する可能性がある。(不平等正当化機能「君の収入が低いのは学校の成績が悪かったからだ。」)
不平等正当化機能(メリトクラシー)の罠
- 家庭の影響(学歴に関わらない。)
- 人によって与えられた課題が異なるのなら、能力はバラつく。
- 学校の評価と社会(職業構造)での有能さは別。高学歴=高収入ではない。
- 格差は個人の能力だけでは決まらない。市場原理や社会政策が関係する。
| 学校の機能(一部) | |
| 隔離機能 | 保育機能 |
| 学校制度 |
| 人間観→社会化機能 教育観→選抜配分 |
| E デュルケム | I カント |
| 社会中心主義→環境決定論 社会による教育(外→内) | 個人中心主義→遺伝決定論 発達の手助けの教育・生まれつきの個性の発現(内→外) その人の特性を活かす(能力・適性)。→何もない人は? |
デュルケム「社会化は個人化」
社会化パターンの差が個人差→個性は後から生まれる?
| 18〜19世紀 | 20世紀 |
| 階級や身分で教育は変わる。 身分が低い者と高い者は受け継ぐ遺伝子が異なる。 ⇨複線教育 | 生まれよりも環境が影響するという考え ⇨単線教育 |
同じ教育を受けさせることで平等
戦前の日本は複線教育だった。
平等な教育にエリートが文句を言う。(「画一的だ」「過剰な平等」)
→1980年代の臨時教育審議会答申:個性重視の原則
公立の中高一貫校や学校選択が実現→カントへ逆戻り
社会移動
社会移動とは個人の社会的地位(職業,学歴,所得,資産など)の移動をいう。
垂直移動 水平移動 上昇移動 下降移動 階層構造には階梯的属性があるため、社会移動はそうした階梯を上下したり、同じ階梯ではあるが異なった位置に移動したりする。
前者を垂直移動といい、下の位置から上の位置へ移動する場合は上昇移動であり、上の位置から下の位置へ移動する場合は下降移動という。
同じ階梯で異なった位置に移動する場合は、水平移動と呼ぶ。
構造的移動(強制移動) 階層構造自体の変動が原因 周流移動(純粋移動) 移動の機会が開放的になって障壁がなくなり、個人の意志によって生ずる。 社会移動は大きく分けて階層構造自体の変動によって引き起こされるものと、個人の意志によって生ずるものとに区別される。
前者は構造的移動もしくは強制移動であり、社会革命や社会改革によって資本家階級が消滅したり、華族制度が撤廃されたりして生ずる。
後者は、周流移動もしくは純粋移動と呼ばれ、個人の能力,才覚,労力,または運の良し悪しで生ずるものである。
| ▼ | 隠れたカリキュラム |
隠れたカリキュラム
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| ▼ | 隠れたカリキュラム |
隠れたカリキュラム
⇨教育が上手くいかない時、隠れたカリキュラムを考えてみる。 |
| ▼ | 教師-生徒の関係 |
教師-生徒の関係
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学校は生徒のアイデンティティーを奪う。
生徒は仮のアイデンティティーを勉強や部活に求める。
仮のアイデンティティーをそれらに見出せなかった者は消費の世界(買い物など。非行もここに含まれる。)
教育というのは語れば語るほど胡散臭い。⇨過剰になりがち
子供のニーズを考えずにサービスを与える。(子供のニーズを与える側が定義する。)
| 親方-弟子の関係 | 弟子は親方になるのを目指す。 |
|---|---|
| 教師-生徒の関係 | 生徒は必ずしも教師を目指さない。 |
| ▼ | 教師-生徒の関係は何故くずれないのか |
教師-生徒の関係は何故くずれないのか
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| ▼ | 教師は何故えらくなくなったのか |
教師は何故えらくなくなったのか
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| ▼ | 加熱-冷却 |
加熱-冷却
現代産業社会は、選抜が何度も行われ、敗者が大量に生まれる。 勝ったら加熱、負けたら冷却→本当?
もしも、「勝ったら加熱、負けたら冷却」だったら→勝者(既存の価値を追求)と敗者(別の価値を追求)の存在→社会分断 教師は加熱しながら冷却するジレンマの中にある。 日本の高校生はアスピレーションが低い。(アスピレーションクライシス) | ||||||||||||||||||
| ▼ | 個性と能力 |
個性と能力 |
作成中
七月二十七日の試験について
穴埋めと記述の併用
持ち込み不可
代替措置について
七月二十六日までに指定されたアドレスへ受けられない旨を伝える。
当日に出席できなくなった場合は、その事情を証明になるものをメールで送る。
その上で講師から送られた課題に取り組む。八月五日20:00までに提出。(添付ファイル可)
メールの題名は「月[2または4]教育の社会学[学生番号]、[名前]」(例:月4教育の社会学0000000、日本太郎)
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