Top > 教育原論(佐久間邦友)


''■[[教育原論]]''
//#include(  ,notitle)
#contents
|BGCOLOR(#555):COLOR(White):200|520|c
|BGCOLOR(#fc2):COLOR(Black):''分類''|''教員必修・日本語教育選択''|
|区分|[[教職コース>教職コース/教職課程]]科目,[[日本語教育課程>日本語教育コース/日本語教育課程]]科目|
|履修形態|一般(人数過多の場合は抽選),学科指定([[教育学科]]1年生の履修は認めない。)|
|履修条件|二年生以上|
|単位数|2|
|講師|[[小野雅章]]|
|学位等|学士|
*概要 [#Gaiyou]
これまで小学校から高等学校まで受けてきた学校生活・体験をもとに「教育」という営みを振り返って、未来の「教育」について検討する。
|>|成績割合|h
|~レポート|40%|
|~授業内テスト|50%|
|~授業内に回収するリアクションペーパー|10%|
%%授業内テストはGoogleclassroomにおいて実施。%%
教科書は佐藤晴雄の『現代教育概論 第6次改訂版』(学陽書房 2024年)
ディスカッションや発表するグループワークを適宜取り入れる。
#br
この科目は文理学部のDP及びCPの3,4,8に対応している。
*講師 [#Inshou]
帽子の着用は認めるが、ヘッドホンなどの着用は認めない。
*令和八年度(2026年度) [#jissinendo]
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**後期 [#zenki]
}}cxzzc
#style(class=submenu){{
|BGCOLOR(#555):COLOR(White):200|520|c
|BGCOLOR(#fc2):COLOR(Black):授業形態|対面授業|
|日程/教室|水曜日 3限目/3203教室(3号館2階3番教室)|
***第一講目の内容 [#kouki1]
授業の説明など
#hr
みな、生徒・学生として教育を受けてきた経験がある。
⇒「教育」は誰にでも語れてしまうものなのか?
#br
誰しも知らないことは教えられない。(教えるとは、経験を可視化すること)
>''「教育」とは何か''
[[広田照幸]]「教育とは、誰かが意図的に、他者の学習を組織化しようとすることである。」
#br
教育は、他者に対してなされる限り、ある種の「押しつけ」性をもっている。
教育は、常に教育する側からの一方的な思い入れの上に成り立っている。
教育は思い通りにならなくて当たり前。片思いのようなもの。

|~性悪説|子どもが堕落しないように監視したり、道徳や規範を早くから教え込むことを好ましいとする考え。|
|~性善説|内的な発達を重視し、一人ひとりの子どもがもともともっている「善良さ」を損なわないで引き出すことが望ましいという考え。|
***第二講目の内容 [#kouki2]
#region(教育の本質)
''教育の本質''
アフリカの西側では森が残った一方、東側では雨が降りにくく森林が衰退し、地上で日常生活を送らざるを得なかった。
⇒現代人の祖先に深化
#br
直立二足歩行の確立
モノを運びながらの効率良い移動
⇓
道具をつくり、利用するという文化
⇓
文化の蓄積と高度化
伝承=教育
#br
>''本能からの解放''
+大脳の発達
|~旧い脳|本能を司る。|
|~大脳新皮質部|思考、概念操作、記憶などに関する機能|
+本能の弱体化と教育の可能性
--人類は、頭部が大きいので完成形で産まれてくるのは困難
--ポルトマン「生理的早産」
--教育は人間特有の営為

#br
教育(無意図的な営み)
形成(親の仕事を見ながら、仕事の意義を理解し、方法を身につける過程)
⇓
社会階層の分化
組織的・計画的な教育
⇓
学校
#endregion
#region(教育の字義)
''教育の字義''
||語|意味|h
|外的要因|教える|子どもに鞭打ちながら文化を模倣させ、内面化させる営み|
|~|instruction|特定の構造を子どもに内面化させること(=訓練)|
|内的要因|育てる|子どもの内に潜在する発達していく力を待ってそれを助長すること|
|~|education|子どもがもっている潜在的諸能力を開花させる営み|
#br
|~訓育|人格形成や徳育に比重を置いた教育|
|~陶冶|知識・技術の獲得に比重を置いた場合の教育|
|陶冶|意味|教科|h
|実質陶冶|知識や技術など直接用いられる具体的資質を身につけること|社会、技術・家庭|
|形式陶冶|記憶力や推理力、判断力、想像力、論理性など人間が行動する場合の形式面を培うこと|算数・数学、音楽、図工・美術など|
躾:人間に対しては社会に支持されている行動様式や価値観を身につけさせ、その社会に適応できる形をつくり上げる作用
#endregion
#region(教育の目当て)
''教育の目当て''
|~教育目的|期待される「結果」事前に設定したもの|
|~教育目標|目的を具体的に肉付けし、細かに表現したもの|

>教育目的の可変性と普遍性
-可変性
時代的変化、国や地域の環境によって変化
-普遍性
++人間の個性と伸長など個人としての成長
++人間の社会性の獲得など社会への適応
++社会・文化の継承と創造

>''教育基本法第1条''
教育は、人格の完成を目指し、
平和で民主的な国家及び社会の形成者として必要な資質を備えた心身ともに健康な国民の育成を期して行われなければならない。
#endregion
#region(子ども)
''子ども''
|~積極的教育|大人や保育者が子供に何を経験させて何を経験させないかという基準を予め設けて、子供の活動に積極的に介入していく教育|
|~消極的教育|子供の活動そのものに、何かしらの意味のあるような豊かな経験をするチャンスがあると考え、&br;大人から子供の活動への働きかけは、ごく消極的なものにしようとする教育|
⇒教育思想は、積極的と消極的の二つの働きかけのあり方を繰り返し問い直すことで発展 
>''ルソー(1712-1778)''
フランスの啓蒙思想家。
子どもは「子ども時代」という重要な段階を生きていることを発見し、「子供の発見者」とも言われる。
人間の自然的本性を善とみなし、「自然に帰れ」という言葉を掲げて、その善性を回復すべきだと訴え、
その回復のために、できる限り人為的な働きかけをやめるべきであるとする消極教育の立場を打ち出した。
#br
ルソーの教育観は、カントやペスタロッチをはじめとして、世界中の教育思想と教育実践に多大な影響を与えた。
人間は教育されなければならない唯一の被造者とするカントとは、反対の思想である。

//>''ルソー(「子どもの発見」者)''
//-子どもは独自の存在価値を持っていること
//-子どもが未来に開かれた可能性をもつ存在
//-人間の発達には段階が認められること
//-子どもの世代は現代の大人世代の予測を超えて発達すること
//>''カント''
//人間は教育されなければならない唯一の被造者とする。
//(躾については厳しい態度)

>''カント(1724-1804)''
ドイツの哲学者。ケーニヒスベルク(旧東ドイツ)の革具職人の家に生まれ。ケーニヒスベルク大学卒業。
ケーニヒスベルク大学にて、[[哲学]]の他に[[教育学]]の講義も行ったが、後にこれをリンクが編集し、『教育学(講義)』として刊行した。
#br
ルソーの『エミール』などの影響を受け、
「人間は教育されなければならない唯一の被造物である」
「人間は教育によってはじめて人間になることができる」という言葉を残している。

//子供自身が育つ力に委ねて、大人たちはこれを静かに見守り、保護養育するだけに留める消極的な教育
//躾や学習のように、大人が指導訓練する必要のある積極的な教育
>''児童中心主義の登場''
デューイが経験論の立場から従来の教師中心の教育を批判して子どもを主体とした教育思想を展開
「教師中心の教育」から「子ども中心の教育」へ

>''子どもの人権''
-1959年
「児童権利宣言」国連採択
-1989年
「児童の権利に関する条約」国連採択
(1994年5月に日本は批准)
-2002年
「児童虐待の防止等に関する法律」制定
-2013年
「子どもの貧困対策の推進に関する法律」制定
国や地方公共団体は、生活支援や経済支援と並んで、就学援助や学資援助、学習支援などの教育支援が義務
#endregion
***第三講目の内容 [#kouki3]
#region(公教育)
''公教育''
>''教育制度''
一定の教育目的を達成する機構をもつものとして、その存続が社会的に公認されている組織
#br
①教育を目的にしていること
②社会的に承認されたシステム
③システムの持続性を有するもの

|~公教育の原則|義務性|政府が国家に有意な臣民を育成を目的に強制|
|~|無償性|義務制の実質的な裏付け|
|~|中立性|「党派的偏向の排除」と「外部勢力の不当な支配の排除」|
//謎の外国人
//研究室に出没 女学生にQRコード 猥褻画像

>''国民皆学''
-1872(明治5)年 「学制」制定
|~学制の特色|個人主義的な立身出世主義を基調にしていること|
|~|西洋の学問を中心にした実学主義を重視したこと|
|~|国民皆学思想に立った教育観が見られること|
金がない ⇒小学校(中学校を兼ねる)と高等学校(東京の一校)だけ
-1879(明治12)年 「教育令」公布
学校の設置・設備・管理、教育内容などあらゆる面で柔軟にしていくため
//-1885(明治18)年…「学校令」公布
//⇒帝国大学令、中学校令、小学校令、師範学校令の総体
-1890(明治23)年 「教育に関する勅語」(教育勅語)
⇒修身教育に大きな影響
//1903(明治36)年 国定教科書制度
//⇒国民道徳思想の形成を目指す。
-1900(明治33)年 授業料が無償化
⇒小学校就学率が急速に向上
//1925(大正14)年…
//治安維持法で社会主義運動を取り締まり。
//⇒思想統制へ
//• 1941(昭和16)年…小学校から「国民学校」へ
-1945(昭和20)年 「新日本建設の教育方針」
-1947(昭和22)年 「教育基本法」制定
6・3・3・4制の単線型学校制度の整備
男女共学の実施など
-1958(昭和33)年 学習指導要領
法的拘束力
⇒教育内容の地域間格差の解消。

#br
個性に悪いところも含めると、教師の首を絞めることになる。

>''新自由主義''
学校の株式会社化
小泉純一郎らが主導
#br
弱肉強食
弱肉強食的

#br
>''生きる力''
1996(平成8)年の中央教育審議会答申「ゆとり」&「生きる力」
#br
+他者との協調性や自律的実践力
+自ら課題を見つけ、自ら考え、自ら解決する力
+柔らかな感性、正義感、倫理観
+健康と体力

日本は、子供や女性が死ぬと変わる。⇒「いじめ」や「過剰労働」
#endregion
***第四講目の内容 [#kouki4]
***第五講目の内容 [#kouki5]
***第六講目の内容 [#kouki6]
***第七講目の内容 [#kouki7]
***第八講目の内容 [#kouki8]
***第九講目の内容 [#kouki9]
***第十講目の内容 [#kouki10]
***第十一講目の内容 [#kouki11]
***第十二講目の内容 [#kouki12]
***第十三講目の内容 [#kouki13]
***第十四講目の内容 [#kouki14]
***第十五講目の内容 [#kouki15]
}}
*コメント [#comment]
#pcomment(,reply,20,)


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