Top > 教育相談(小川真理)


''■[[教育相談]]''
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|BGCOLOR(#555):COLOR(White):200|520|c
|BGCOLOR(#fc2):COLOR(Black):''分類''|''教員必修''|
|区分|[[教職課程>教職コース/教職課程]]科目/一般(人数過多の場合は抽選)|
|履修条件||
|単位数|2|
|講師|[[小川真理]]|
|学位等|文理学部(学士(心理学))|
*概要 [#Gaiyou]
本授業では、教育相談を知り、相談を行う上での基本的な態度や児童・生徒のメンタルヘルス、学校現場で生じている課題を学ぶ。
講義は教科書(購入の必要なし)に基づいた内容のパワーポイントを用いて行い、配られたプリントの穴埋めをする。
&color(Red){プリントの配信はないので出席して手に入れるしかない。};
感染症罹患等で出席停止となった場合は、教員の許可を受けて、オンデマンド型での受講が出来る。
&color(Red){また、授業内や事後学習に課題や小テストを毎回実施する(出席必須)。};
評価の割合はテストが60%、課題や小テストなど毎回実施するものが40%である。(授業内テストの結果によって、成績評価の割合を変えることがある。)
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この科目は文理学部(学士(心理学))のディプロマポリシーDP3,DP4及びカリキュラムポリシーCP3,CP4に対応している。
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''この科目は講師により、授業で配られたプリント類の共有が厳しく制限されています。''
''編集者は配布物を丸々転記するのではなく、学生側が著作権を持っている物(プリントの要約やノート等)の共有に留めてください。''
''また、授業形式が1講義=1プリント冊子であるので、冊子の内容が全て終わらず、持ち越された場合でも冊子の要約は配られた講義の内容として記載して下さい。''
*講師の印象 [#Inshou]

*令和七年度(2025年度) [#h81d5434]
#style(class=submenuheader){{
**前期
}}
#style(class=submenu){{
|BGCOLOR(#555):COLOR(White):200|520|c
|BGCOLOR(#fc2):COLOR(Black):授業形態|対面授業|
|日程/教室|木曜日 二限目/3403教室(三号館四階三番教室)|
テストは第14回講義に行う予定。
}}
#style(class=submenuheader){{
**後期
}}
#style(class=submenu){{
|BGCOLOR(#555):COLOR(White):200|520|c
|BGCOLOR(#fc2):COLOR(Black):授業形態|対面授業|
|日程/教室|木曜日 二限目/3510教室(三号館五階十番教室)|
テストは第14回講義に行う予定。
***第一講目の内容
***第二講目の内容
***第三講目の内容
***第四講目の内容
***第五講目の内容:発達障害
''《《発達障害とは》》''
***第五講目の内容:教育相談の実際(1)
#region(プリントの穴埋めと要約)
''プリントの穴埋めと要約''
《《発達障害》》
本講義では「自閉症スペクトラム障害(ASD)」「学習障害(LD)」「ADHD(注意欠陥多動性障害)」という表記を行う。
これらは様々な指標や基準で医師が診断する。(教師がすることは法律で禁じられている。)
発達の特性の現れ方は人それぞれ→単独 複数が併存
>発達障害の特徴
-発達の進み具合に【偏り・デコボコ・ばらつき】がある。
-できる所・[ 得意 ]なこと できない所・[ 不得意 ]なこと との[ 差が大きい ]
-日常生活等に困り感・不適応→障害
-原因不明 生まれつき見られる脳の働き方の違いか
-本人の努力不足や家庭の所為ではない。
-病気ではない。特性(偏り)を持ちながら個性として発達成長
-[ 年齢・置かれる環境 ]によって不適応が生じる。困難さも変化
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|>|>|CENTER:小さい←←←発達のばらつき→→→大きい|h
|定型発達|通称「グレーゾーン」|発達障害(不適応)|
グレーゾーンの人も支援を必要としている場合がある。定型発達と発達障害との間に明確な境界線はない。診断名に縛られないことが重要である。

特性(ばらつき)故に[ 年齢相応の能力 ]を求められた時、困難になることが多い。
周囲から正しく理解されないと...
 注意や叱責を受けるのが多い→「駄目な子」自尊心に傷、劣等感(集団生活や対人関係に自信を持てなくなる)→体や心に不調、鬱や不登校 ''[ 二次障害 ]''
その子の特性を理解し、正しい対応をして、二次障害を防ぐ。『[ 得意 ]を伸ばし[ 苦手 ]を[ 補う ]』
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そもそも『障害』とは、健康・適応がある要因によって困難になっていること
|>|>|>|世界保健機構(World Health Organization)の分類|h
|分類|年|モデル|障害への捉え方|h
|国際障害分類(ICIDH)|1981年|医学モデル|病気や機能障害で生活が困難であること。|
|国際生活機能分類(ICF)|2001年|社会・生活モデル|病気や機能障害+環境で生活が困難になる。障害は病気だけでなく社会が生み出している側面もある。|
↑障害の捉え方が変わった。「[ 環境を整えていく ]」視点が大切。
※ICIDH=International Classification of Impairments, Disabilities and Handicaps
※ICF=International Classification of Functioning, Disability and Health
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2012年(平成二十四年)の文部科学省の調査では通常学級の児童の内6.5%が発達障害の可能性がある。
配慮ある環境や支援を必要とする子供 40人学級に([ 2〜3 ])人
>''ユニバーサルデザイン授業の推進''
全ての児童に分かりやすい授業や指導 『[ わかる ]・[ できる ]』の授業
特別支援教育の視点を取り入れる。(例:掲示物を黒板に貼らないことで刺激を減らして集中を促す。)

>発達障害の理解と関わり方
-周囲から「困った子」と見られがち。''問題行動=子どものヘルプサイン''
-診断名・障害名で理解した気にならない。
-一人一人違う
-欠点ばかりに目が行きがち→''良いところ探し''
-得意なところを伸ばし、苦手なところをサポート
→特性の有無に関わらず、全ての児童生徒にも共通する関わり方

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《《自閉症スペクトラム障害(ASD=Autism Spectrum Disorder)》》
>''自閉症スペクトラム障害(ASD)''

#endregion
}}
*コメント [#comment]
#pcomment(,reply,20,)

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