<a href="https://nichidaibunrigojokai.swiki.jp/index.php?cmd=related&page=%E5%AD%A6%E6%A0%A1%E7%B5%8C%E5%96%B6%E3%81%A8%E5%AD%A6%E6%A0%A1%E5%9B%B3%E6%9B%B8%E9%A4%A8%28%E5%A4%A7%E5%A0%B4%E5%8D%9A%E5%B9%B8%29">学校経営と学校図書館(大場博幸)</a> の編集
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> 学校経営と学校図書館(大場博幸)
学校経営と学校図書館(大場博幸)
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***第一講目の内容 [#ud521aa9] 授業の説明。
''■[[学校図書館についての科目>学校図書館についての科目 一覧]]'' // ''■[[学習指導と学校図書館'' // ''■[[学校図書館メディアの構成>学校図書館についての科目 一覧]]'' #contents |BGCOLOR(#555):COLOR(White):200|520|c |BGCOLOR(#fc2):COLOR(Black):''分類''|''司書教諭必修''| |区分|[[司書教諭課程>司書教諭コース/司書教諭課程]]科目| |履修形態|一般(人数過多の場合は抽選)| |履修条件|二年生以上| |単位数|2| |講師|[[大場博幸]]| |学位等|学士(教育学)| *概要 [#Gaiyou] [[司書教諭コース>司書教諭コース/司書教諭課程]]の五つの科目のうち、全体の総論となる講義として学校図書館の意義と機能について基本的な理解を図る。 |評価項目|成績割合|h |蔵書数計算|15%| |読書効果についてのエッセイ|35%| |ブックトークの発表|25%| |コメント|25%| 教科書は、猪原敬介の『読書効果の科学:読書の“穏やかな”力を活かす3原則』(京都大学学術出版会 2024年)。 なくても授業は何とかなる。しかし、読書効果についてのエッセイを書くのに要るので、買わなくてはならない。 #br この科目は文理学部(学士(教育学))のディプロマポリシーDP1,DP2及びカリキュラムポリシーCP1,CP2に対応している。 *講師の印象 [#Inshou] *令和八年度(2026年度) [#h81d5434] #style(class=submenuheader){{ **前期 [#t359c319] }} #style(class=submenu){{ |BGCOLOR(#555):COLOR(White):200|520|c |BGCOLOR(#fc2):COLOR(Black):授業形態|対面授業| |日程/教室|木曜日 一限目/3309教室(三号館三階九番教室)| ***第一講目の内容 [#ud521aa9] 授業の説明。 ***第二講目の内容 [#d3d30178] 学校図書館の役割は学校図書館法で定義されている。 |>|>|~[[学校図書館の位置付けと機能・役割>https://www.mext.go.jp/a_menu/shotou/dokusho/meeting/08092920/1282744.htm]]| |読書センター|学習センター|情報センター| ⇨学校の教育課程の補助・児童生徒の教養の充実 #br |役職|説明|h |館長|校長が担当| |司書教諭|教員が担当(多忙)| |学校司書|専門職員。数は少ない。| //カリキュラム関係 //選書 //探求学習 >''主な蔵書の基準'' -文部科学省 -教育委員会 -PTA(民間団体) -SCA:全国学校図書館協議会(民間団体) >''蔵書計算'' 学校図書館図書標準を求める計算⇨どれぐらい本が必要か [[早見表>https://www.mext.go.jp/a_menu/sports/dokusyo/hourei/cont_001/20220121-mxt_chisui01.pdf]]・[[計算式>https://www.mext.go.jp/a_menu/sports/dokusyo/hourei/cont_001/016.htm]]で必要数を求められる。 実際には本のジャンル(分類)の配分も考慮しなくてはならない。 [[学校図書館メディア基準>https://www.j-sla.or.jp/pdfs/20210401mediakijun.pdf]]を用いて蔵書の配分比率を求められる。(必要数は学校図書館メディア基準でも求められる。) ***第三講目の内容 [#s28f6473] 学校図書館の予算は設置自治体から基本的に来る。国や都道府県からの補助あり。図書費は増加傾向。 |校種|図書費(2024年)|h |小学校|48万円| |中学校|61万円| 二千年頃から国が予算措置(子ども読書推進法) PISA調査で学力の低さが分かり、その解決策として読書が奨励された。→朝の読書運動 また、出版業界の思惑や調べ学習の推進も背景にあった。 学校図書館(図書室)は調べ学習における資料入手の場として期待された。調べ学習↔文学教育(従来の国語) 生徒の読書が奨励される前の学校図書館は、ほとんど閉まっていて授業の時だけ入れるなど、かなり酷いものだった。 #br 学校司書・司書教諭の原案を基にどんな本を買うかが決められる。(取引先は決まっている。) 買う本は学校図書館協議会図書選定基準に基づくことが多い。あくまで目安、必ずしも守らないといけないものではない。 また、政治団体や宗教団体から寄贈されることがある。学校図書館では、赤旗新聞や聖教新聞など、政治色・宗教色が強いものは拒否。 ***第四講目の内容 [#ja60efb1] |~学校図書館の論点|読書支援&br;読書材(リーディングマテリアル)| |~|探求学習支援&br;辞典類,ノンフィクション文学を用意| どちらを優先するか正解はない。 #br >''児童・生徒についての要求への対応'' ・子供の自己決定権重視(公共図書館関係者に多い。) →1970年代に主流 →1989年に「子どもの権利条約」 ・保護される権利重視(学校関係者に多い。) →アメリカでは自己決定権重視が刑法にも影響し、少年犯罪も成人犯罪と同じように裁かれる。⇨問題視 →自己決定権重視の反動。現在、優勢。 #br これら二つの立場が対立する。 ⇨『完全自殺マニュアル』『はだしのゲン』『バトルロワイヤル』 特に『バトルロワイヤル』は殺人事件を誘発させたとされる。 何かあったら教職員会議へ。一人で責任を負わない。 #hr #region(読書の意義) ''読書の意義'' 読書支援に公費が使用される理由は、読書が社会的なレベルにおいて生産的であると考えられているからである。 →本当に効果があるのか? →本を読む以外でも身に付くのでは? |>|>|>|CENTER:読書の効果|h |語彙・知識|読解力|論理的思考力|情操| +語彙を増やす 読書が語彙を増加させる効果を持つことは、スティーヴン・クラッシェンによる米国のレビュー研究で明らかにされている。 その研究によると、活字の本と漫画に違いはなかったらしい。 +読解力 研究は少ない。 +論理的思考力 読書は論理的に考える力を形成するという。ただし、この主張の検証は十分なされている訳ではない。 文化的背景の異なる外国人との交渉では、日本人の伝統的な説明スタイルが通用しない。 国際的に汎用性のある説明スタイルを身に付けることが求められている。 +情操 読書教育関連の主張における「情操」とは、ほぼ倫理的・道徳的価値観のことである。 困難な時代を生きた主人公に感情移入して日々の生活を見直すこと等を読者に期待する考えである。 #br 読書は理解のための時間を読者が完全にコントロールできるというメリットがある。 時間の使い方が難しい大人ほど、そのメリットが増す。 #endregion #region(読書のあれこれ) ''読書のあれこれ'' >''読書をし過ぎると頭が悪くなる'' 漫画や活字の本を読むと読み過ぎると成績は上がる。しかし、読み過ぎると逆に成績は落ちる。 →勉強時間がない? #br 何かに没頭できることは適度な知的好奇心と集中力があること、かつ二時間で止められるということは適度な自制心があることを示しており、 これらの点が勉学への良好な成績に影響すると予想されている。 >''読書ジャンルと所得'' マンガや娯楽書といった柔らかい本を大学時代に読んでいた経験は、現職の所得を 20%前後下げる。 →研究に問題があるかも >''読書量と家庭の蔵書数'' どんな研究においても、子供の成績と家庭の蔵書数の相関が認められる。 →親の模倣か、遺伝なのか >''読解力論争'' リテラシー(「識字能力」と訳される)は学校図書館の役割に関連する重要な概念である。 PISA調査は大きい影響を持っている。 #endregion ***第五講目の内容 [#i19c3efc] &color(Red){第五講目から教科書が必要。}; #region(資料選択と読書効果の検証) ''資料選択と読書効果の検証'' >''学校図書館の資料選択'' 業者(本屋)が絡む場合あり カタログ(主に辞書など)を渡し、売り込む。 課題図書も同様。(読者の選択ではなく、業界の要請) -全国学校図書館協議会(SLA)の選定図書 基本的にはマトモ。たまに変な本が混じることも。 (例えば、自衛隊が日航機を撃墜したといった陰謀論の本が選定されたことがある。) #br #youtube(https://www.youtube.com/watch?v=hNRuUD-5dWY) |>|読書の効果|h |~直接|言葉| |~|人格| |~|精神的健康| |~関節|労力| |~|収入増加| |~|身体的健康| //3原則 //平均的には効果は穏やか //長くしても頭が良くならない 頭が良いから読書をするのか、読書をするから頭が良いのか >''因果関係の検証'' ⊿:メタ分析 複数の分析の適切な分析 ◎:縦断調査(パネルデータ)⇆横断調査(クロスセクションデータ) ◎:介入研究(RCT:ランダム化比較試験) #endregion ***第六講目の内容 [#b72df1ad] ブックトークのテーマを選択 #region(読書と言語能力) ''読書と言語能力'' 読書は言語能力(語彙力など)を高める。 (言語能力の優劣はテスト結果で判別する。) しかし、読書量が一定以上増えると、能力が下がる。 勉強時間が減ったから? #endregion ***第七講目の内容 [#pfb39753] >''ランダム化比較試験(Randomized Controlled Trial =RCT)'' ある試験的操作(介入)を行うこと以外は公平になるように 対象の集団(処置群や実験群と言う)を無作為に複数の群(統制群や対照群と言う)に分け、 その試験的操作の影響・効果を測定し、明らかにするための実験方式。 群分けをランダム(無作為)に行うのは、背景因子の偏りをできるだけ小さくする為。 >''マタイ効果'' 名称は聖書に由来する。 条件に恵まれた研究者は優れた業績を挙げることで更に条件に恵まれるという現象のこと。 読書の頻度が高いと、良い文章が書ける。 ***第八講目の内容 [#o8b6548e] 練習発表 #hr #region(読書と健康) ''読書と健康'' 本を読むと、ストレスが軽減されるなどの良い効果がある。 しかし、読書が必ずしも健康に寄与するとは言い難い。読みすぎは弊害を生む。 思春期の心理・行動的適応にプラスにもマイナスにもなることが報告されている。 望ましい読書習慣は高齢期の知能を維持し長寿に寄与する。 #endregion ***第九講目の内容 [#d8cd1a11] 発表本番(1回目)と授業 >''発表内容'' 三点~四点の書籍を紹介する6分間のブックトークを実演する。 |>|条件|h |~主題|紹介する書籍に共通するテーマを設定すること。| |~聴講者の想定|20人~30人の中学生~高校生までの集団とする。さらに細かい想定を付加すること。| |~書籍の範囲|ノンフィクション作品(写真集・図鑑可)を必ず一点以上加えること。かつブックトーク中に現物を見せること。| また、発表前日までに、下記情報をプログラムに記すこと。 |~0|発表者名| |~1|テーマ| |~2|対象読者層| |~3|紹介する書籍の書誌(編著者名、作品タイトル、出版社、出版年)| >''採点基準'' -明朗に紹介することができたか?(声の大きさ、速度、抑揚など) -想定した聴講者層に対して適切な書籍を選択できているか?あるいは適切であることの説明があるか? -紹介した書籍はテーマに沿ったものかどうか?あるいは沿ったものであることの説明があるか? -紹介した書籍の魅力について過不足なく伝えているか? #br #hr //#region() 経験への開放性=フィクション(他人の経験)への共感しやすさ。読書行動に影響する。 経験への開放性が高いと精神を病みやすい。 #br フィクションを読むと、他人の心を推し量る力が付く。ノンフィクションでは起こらない現象。 //シミュレーション説 //知識獲得説(知識として身につける。社会シミュレーション) //性格説(生まれつきの力=疑似相関) 文学条件→BMET ノンフィクション→✕ //#endregion ***第十講目の内容 [#q5ac6bb8] 発表 ***第十一講目の内容 [#h8ca5cd2] 発表と授業 #hr 読書が子供にどのような影響をもたらすのか。 -各国の研究 |~ドイツ|知能が改善| |~イギリス|問題行動(多動や不安定な情緒)が減る。| |~アメリカ|一万人以上の脳の大きさやSMP(遺伝の影響)を測定&br;また、楽しみの為の読書をいつからしたか親が答える。&br;二年間の縦断調査の結果、相関が認められる。| 一方で、週あたりの読書時間が多いと精神が不安定化(逆U字効果) スイスと日本では、読書をせざるを得ない状況に置かれる子(友達がいなかったり、親が家にいなかったりする子)に顕著に現れる。 #br マイナスの効果について考えると、読書で寿命は延びるかについても考えられる。 #br 友達がいないと早死にしやすい。周りに流されやすい人も早死にしやすい。 ホワイトカラーの職も早死にしやすい。 ⇓ 読書の仕方によっては早死にしやすいのでは? #br 読書は長生きに効果が一応ある。 読書で得た経験が社会で活かされた訳ではなく、認知能力が向上した(ボケにくくなった)。 ボケた人は寝たきりになりやすい。 #br //中国では、105歳を含む超高齢者八千人を調査。(テレビ視聴と同じカテゴリーで集計) ただし、日本ではマイナスの効果が確認されており、海外の研究と矛盾する。 読書が主体的に行われている場合ではプラスの効果 境遇(例えば、歩けない読書をする老人)に問題がある場合はマイナスの効果 //寿命を延ばしたいなら様々な余暇活動をする ***第十二講目の内容 [#o6f7b09c] 発表と授業 #hr ◆読書は学力を上げるか。 ⇨およそ200冊ぐらいまでは相関あり。それ以上は寧ろ僅かに下がっている。 「読書→国語→社会・理科」のプラスの効果は認められるが、「読書→国語→数学」は相関がない。 #br ◆家庭の蔵書数が学力に与える影響 ⇨親が本を読むなど環境から影響が考えられる。 //雑誌など //命名権 出版社にあり //二時間仮説 //一日二時間以上読書する人は、勉強時間を取れず、成績が下がる。 #br #br //何事にも無関心な子 //どうする ◆子供の頃の読書と収入の関係 ⇨40〜50代の収入に寄与 20〜30代の頃は大学へ進まずに就職した人たちと拮抗。 40〜50代で大卒(本を比較的多く読む人々)の収入が勝る。 ***第十三講目の内容 [#o212bdf0] ***第十四講目の内容 [#k94460f6] ***第十五講目の内容 [#o9be6354] }} *コメント [#comment] #pcomment(,reply,20,)